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現代の天才芸術家!バンクシーって何者?

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ニュースで度々目にする「バンクシー」

芸能人や多くの著名人にもファンがいますが、

バンクシーとは一体何者なのでしょうか?

 

バンクシーとは?

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世界各地の壁に絵画を残して去って行く、

実名も顔も公表されていない

謎が多いアーティストです。

 

出身地がイギリス西部の湾岸都市

「ブリストル」であることは公表されていますが、

それ以外は正確な情報がありません。

4travel.jp

 

そんな彼の魅力に迫っていきましょう。

 

色々とお騒がせなパフォーマンス

バンクシーの魅力は、描く作品だけではありません。

 

 

基本的に無許可!

公道や私有地内の壁に描くバンクシーの作品は

基本的に無許可です。

「芸術テロリストだ!」

とも言われているほど行動は自由奔放…

 

無許可で作品展示

バンクシーは、大英博物館やメトロポリタン美術館などに

無許可で作品を展示したことがあります。

 

勝手に作品を持ち寄って、勝手に展示して帰るとは…

迷惑行為なんてレベルではありません笑

 

ですが、無断で展示した作品は

後日 公式展示物として許可され

今も展示されています。

www.fashionsnap.com

 

素晴らしい作品たち

作品以外のところで世間を騒がせているバンクシーですが、

作品は高いクオリティや、強いメッセージが

高く評価されています。

 

 

いくつか有名な作品を

込められた意味やメッセージと共に

見ていきましょう。

 

 

【風船と少女】

この街から少女を連れ去る

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https://www.artpedia.jp/balloon-girl/

 

バンクシー の代表作とも言える作品です。

2014年3月で内戦から3年を迎えたこの年に、

シリア難民をモデルに描きました。

 

この作品が描かれた壁には、

紛争時につけられた銃弾跡や

炎で焼け焦げた跡があり、

赤い風船が、この戦場から少女を連れ去る

というメッセージが込められた本作は、

インターネットを中心に拡散し、

大きな話題となりました。

 

そして「バンクシーシュレッダー事件」

を起こしたのもこの作品です。

 

シュレッダー事件

2018年の10月にとあるオークション会場で

この風船と少女が落札されました。

 

落札額は約1億5000万円。

しかし、落札が確定した瞬間に

警報と共に絵画がシュレッダーにかけられてしまいます。

 

 

youtu.be

騒然とする会場。

 

このパフォーマンスによって

絵はダメになってしまいましたが、

バンクシーの評価が更に上がったと言われています。

後日、「愛はごみ箱の中に」に改題。

 

バンクシーの作品価値、

つまりバンクシー作品の値段が上がった事件でもあります。

 

【奴隷労働】

ロンドン五輪を開催してはいけない

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https://www.artpedia.jp/slave-labour/

 

様々な問題を抱えたままロンドン五輪を開催することに対する

抗議的な意味が込められた作品。

 

ロンドン五輪開催を控えたイギリスですが、

2011年に起きた暴動で

1,600人以上の逮捕者を出すなど、

とても安全に開催できる状況

とは言えませんでした。

それでも強行しようとする

イギリス政府に対して

「子供まで労働力に使う羽目になるぞ」という

メッセージが込められています。

 

他にも多数の魅力的な作品を残しています。

matome.naver.jp

 

 SNSでの拡散

美術作品の露出方法は、基本的に

美術館への出展を通じて行うことが

メインであり、それは今も変わりません。

 

ですが、バンクシーの場合は

ツイッターやyoutube、インスタグラムなどの

メディア媒体を活用して拡散しています。

 

現代のアーティストって感じですね。

 

www.instagram.com

Instagramのアカウントは

フォロワー5,000,000人に対して

フォロー0人

 

バンクシーの作品は日本で見られるの?

そこまで凄い人なら、ぜひ日本で作品をお目にかかりたい!

残念ながら、それは叶いません…。

2018年現在、バンクシー作品が日本で報告されている例はありません。

※ZOZOTOWNの前澤社長はオークションにて購入し、所持しています。

 

日本で作品を見るには

バンクシー展in JAPANとかを期待するしかなさそうです。

 

バンクシーはおぼっちゃま?

ストリートファッションを身に纏っている

バンクシーはどこか無骨で

アウトローなイメージが先行していますが

インタビュアーの話によると

彼の話す言葉には訛りがなく、

ワードセンスに品があるために

実は育ちが良いのではないか。

とも言われています。

 

theartofbanksy.jp

 

1995年当時、まだ世間に注目される前の彼が

インタビューに応じています。

(顔や本名は不明ですが、男性であることが分かります)

アーティストのロバート・デル・ナジャではいか?

と推測されましたが違ったようです。

 

 

一晩のうちに大きな作品を完成さている事から

バンクシーは個人ではなく、

アーティスト集団なのではないかとの憶測も飛んでいますが、

真相は未だに謎のまま。。

 

じゃあ、一体誰なんだ!!

 

 

1つ有力な説があります。

 

これがバンクシーの本!?偶然撮影された作業中の写真

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イギリスに訪れた、とある観光客が撮影した1枚。

その時は無名のストリートアーティストだと

思っていたそうなのですが、

後日それがバンクシーの作品であったことが発覚します。

 

この男性はジェームズ エイルさんという

イギリス人アーティストである可能性が高いです。

 

彼のインスタグラムに似ている画像がアップされていました。

 

とはいえ、公表はされていないので

彼がバンクシー本人なのか

バンクシーの一員なのか

そもそも全く関係ないのか

定かではありません。

 

 

 

モヤモヤしますよね。

 

でもこれで良いと僕は思います。

 

ミステリアスなアーティストは魅力的ですからね。

 

世間を騒がせながらも

どこかハッとさせられる作品を描いていく。

 

そんな現代の天才芸術家に

これからも要注目です。

 

 それでは!